日本の農業の現状について(Crossoverスタッフの問題提起)取材撮影記録
ご無沙汰していた官民協働ネットワークCrossover主催 異業種ディスカッション大会ですが、今回のテーマが「みんなで考えよう!日本の農業〜何を守り、変えていくべきか〜」とのことだったので、問題提起(個人的見解)部分の撮影取材に伺いました。後半のディスカッションには参加できなかったのですが、集約結果の報告が後日あるとのことで、興味深く待ちたいと思います。
私たちの「食」は農家が生産した農作物から来ています。また、農作物が生まれ、育ち、そして私たちの食卓に届くまでには、本当に多くの人や組織が様々な立場で関わっています。しかし、常日頃、私たちの多くは農業そのものについて深く考えたり、議論したり、直接関わったりしているわけではありません。官民協働ネットワークCrossoverスタッフは、私たち一人一人にとって、とても身近なようで実は馴染みの薄い農業と正面から向き合い、消費者、生産者、行政、企業、学校、メディア、そしてNPO・NGOなど、多様な立場から、日本のこれからの農業の姿について考え、議論し、そして未来の姿を描いていく機会を参加者の皆さんとともに創っていきたいと考えています。(公式サイトより)
<概要>
*日時:2016年12月18日(日)13:00〜17:00(第1部)
*場所:東京医科歯科大学1号館7階第3講義室(JRお茶の水駅徒歩2分)
*参加費:1,000円/学生500円(会場費、資料印刷費、お茶代等)
*定員:60名
<状況>
*代表の挨拶:池田洋一郎氏(財務省職員)
*問題提起:『日本の農業の現状について』二宮聖也氏(農林水産省職員)
*発表資料(抜粋)
>Crossover開催案内:http://crossover21.net/
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投稿者 xbheadjp : 07:55
緊急集会〜TPP協定文リリースを受けて〜取材動画記録
畑での冬野菜の種蒔きに手間取ったもので、冒頭、山田元農水大臣の発表は撮り逃したのですが、PARCさんのご案内を受けて、撮影取材に伺いました。「1億総奴隷社会」政策を推し進める現政権に抗うのは市民社会の役目でしょうが、ではその先にどんな幸せを描くのか?その解を出せずにいることが、何より現体制を覆せないでいる最大の要因では、と改めて感じられました。
日本政府はニュージーランドの公表と同日「TPP協定の全章概要(日本政府作成)」「附属書等」「TPP交渉参加国との交換文書概要」等の文書を公表しました。しかしこれは原本である協定文そのものの日本語版ではなく、日本政府による「抄訳」であり、分量だけでいっても英文では1000ページある協定文が日本語協定文は96ページに圧縮されています。これでは私たちはTPPの全体像を知らされているとは言えません。またすでに中身についても様々な点で懸念と疑問が挙げられています。今回公表されたTPP協定文にはどのような問題があるのか。また今後の国会批准の動きはどうなっていくのか。協定文の詳細な分析には時間を要しますが、まずは多くの皆さまと問題意識を共有し、これからの運動を拡大していくために、下記のとおり緊急集会を開催します。(メルマガより)
<概要>
*日時:2015年11月13日(金)18:30〜21:00
*場所:連合会館203会議室
*参加費:500円
*主催:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
<第1部>
*発言
・山田正彦氏(元農林水産大臣/TPP交渉差止・違憲訴訟の会幹事長)
・首藤信彦氏(TPP阻止国民会議事務局長)
・内田聖子氏(アジア太平洋資料センター事務局長)
<第2部>
*報告&質疑応答
>PARC:http://www.parc-jp.org/
>TPP交渉差止・違憲訴訟の会:http://tpphantai.com/
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投稿者 xbheadjp : 19:10
TPPに対抗する『置賜自給圏構想』の動き:参加記録
アグロエコロジー推進本部でも大注目な置賜自給圏構想について、山形県長井市の農民でもある菅野芳秀氏の講演があったので聴きに行きました。現在進行形の事業であるため、本論の動画撮影はNGでしたが、米価急落についての生の声は、公開のOKを頂いたので、紹介します。
山形県南部の3市5町にまたがる置賜地域でいま、“静かな革命”が始まろうとしています。高齢化、人口減、耕作放棄、荒れる山、さびれる商店街…。そんな地域の現実を逆手にとって、代々伝えてきた文化、穏やかなくらしを見直し、それを地域内で循環させることで地域が持っている本来の豊かさを取り戻し、子ども達に引き継ぐ実践です。「置賜自給圏構想」と名付けられたこの取り組みには、むらとまちの生活者、行政、商工業者、政治、教育者など地域で生きる人たちすべてが参加します。この置賜自給圏構想の提唱者であり推進者である菅野芳秀さんの話をじっくり聞き、討論します。(案内メールより)
<概要>
*日時:2014年11月29日(土)15:00〜18:00
*場所:連合会館5階501会議室
*参加費:各回800円/「TPPに反対する人々の運動」会員は各回500円
*講師:菅野芳秀氏(置賜自給圏推進機構常任理事)
*主催:TPPに反対する人々の運動
<状況>
*暴落した米価についてのコメント
*レインボープランの説明
*置賜自給圏構想の説明
*質疑応答
>置賜自給圏推進機構:http://www.okitama-jikyuken.com/
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投稿者 xbheadjp : 07:42
日本の政策にも小規模家族農業支援を@参議院会館:撮影取材記録
前日に立教大学で開催された「« 国際家族農業年から始まる小規模農業の道」に続き、来日しているフランス農業開発研究国際協力センターの研究者を交え、参議院会館でアピールを行うとのことで、撮影取材に伺いました。衆議院の解散に伴い、第2部の院内集会が中止されたのは残念でしたが、有意義な情報交換ができました。
国連は、2014年を国際家族農業年と定めました。この背景には、2008年の世界的な食料危機を経て、大規模機械化農業推進ではこれからの世界の飢餓問題、さらには気候変動問題に対処できないという危機感があります。世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルは、2013年に『食料保障のための小規模農業への投資』という報告書をまとめ、その中で小規模農業が果たしている多様な役割に注目し、その重要性を訴えています。国際機関の発表のみならず、たとえば、ブラジルは2012年にアグロエコロジーと有機農業生産政策を採用し、小規模家族農業支援に着手していますし、インドは今年、有機小規模生産農家を支援するアグロフォーレストリー政策を発表しました。フランス政府は若い人びとが小規模 有機農業に参加することを支援するための農業未来法を成立させています。こうした動きに対して日本はどうでしょうか? 日本でもこうした世界の動きを参考に、日本の国内農業政策や海外援助政策を考えていく必要があると考えます。(紹介文より)
<概要>
*日時:2014年11月25日(火) 14:00〜16:00
*場所:参議院議員会館B101会議室
*共催:オルター・トレード・ジャパン/(特活)オックスファム・ジャパン(調整中)
*協力:有機農業推進議員連盟
<状況>
*日本側のプレゼンテーション
・山田正彦さん(元農林水産大臣)
民主党次の内閣ネクスト農林水産大臣、ネクスト厚生労働大臣、衆議院農林水産委員会委員長などを歴任。2009年政権交代し民主党鳩山内閣で農林水産副大臣、菅内閣で農林水産大臣。その間念願の農業者個別所得補償を実現する。TPPに反対し先頭に立って活動、現在に至る。
・関根佳恵さん(愛知学院大学教員)
国連世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネル『食料保障のための小規模農業への投資』の執筆に日本から参加。専門は農業経済学。バナナ・ビジネス大手の多国籍企業ドール社の事業について調査・研究などにも携わる。
・山本伸司さん(パルシステム生活協同組合連合会 理事長)
日本生活協同組合連合会 常任理事、社会福祉法人ぱる 理事・評議員、一般社団法人互恵のためのアジア民衆基金 理事、NPO日本有機農業生産団体中央会 理事。
・斎藤博嗣さん(一反百姓「じねん道」)
2005年東京から茨城の農村へ移住。一反百姓「じねん道」の屋号で、妻と子供2人の家族と共に世界一小さい百姓(One Field Farmer)を実践中。農的ワークライフバランス研究家、T&Tオルタナティブ研究所研究員。
・真嶋良孝さん(農民連副会長)
国際的農民運動を展開するビア・カンペシーナの日本組織・農民運動全国連合会の副会長。著書に『いまこそ、日本でも食糧主権の確立を!』本の泉社、2008年がある。
・森下麻衣子氏:(特活:オックスファム・ジャパン アドボカシー・オフィサー)
途上国の貧困問題にまつわる様々な政策課題について、日本政府へのアドボカシー(政策提言)やメディアへの情報発信を担当。主な担当分野は、食料、農業、土地収奪、気候変動など。2012年末よりモザンビークにおける日本の大規模農業開発事業であるプロサバンナに関する調査提言活動に他団体とともに携わる。
*フランス側のコメント&質疑応答
>オルター・トレード・ジャパン:http://altertrade.jp/
>オックスファム・ジャパン:http://www.oxfam.jp/
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投稿者 xbheadjp : 11:35
国際家族農業年から始まる小規模農業の道:撮影取材記録
有機農業の枠を超えて、アグロ・エコロジーを推進しようとローカルグッド!キャンペーンの企画を詰めているなかで、関根先生に国際家族農業年にまつわる講演会のご紹介を受けたので、撮影取材にお邪魔しました。
2014年は国連が定める国際家族農業年です。気候変動、飢餓、社会開発における諸問題に対応するため、FAO(国連食糧農業機関)などの国連機関は、大規模農業を重視する政策から小規模家族農業を重視する政策への転換を求めています。国際潮流が大きく変化する中、日本政府は国内では輸出志向型農業や企業農業を推進し、海外では輸出向けの大規模農業開発をモザンビークでODAを使って行っています。現在進められているTPP交渉は、国際潮流に逆らう形で日本や世界の農民を窮地に陥らせ、生態系の破壊など世界レベルの持続可能性を損なう事態をもたらすと懸念されています。この度、世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルの報告書『食料保障のための小規模農業への投資』の研究チーム代表らがフランスから11月下旬に来日します。このチームに日本から参加している研究者らとともに、こうした国際的潮流の意義を考えます。そして、日本の農業政策および海外開発支援において、小規模家族農業重視の政策を実現することの重要性を考えます。
<概要>
*日時:2014年11月24日(月・祝)15:00〜17:00
*場所 立教大学池袋キャンパス太刀川記念館3階多目的ホール
*参加費:無料
*主催:立教大学経済研究所
<状況>
*講演
・関根佳恵氏(愛知学院大学専任講師)
「国際家族農業年と日本農業」
・ピエール・マリー・ボスク氏
「国際家族農業年の意義と家族農業が直面する課題」
・ジャン・ミエッシェル・スリソー氏
「21世紀における世界の家族農業」
・郭洋春氏(立教大学経済学部教授)
「市場の自由化と農業〜TPPをめぐる問題と日本農業」
*コメント
・古沢広祐氏(国学院大学経済学部教授)
<登壇者略歴>
・ピエール・マリー・ボスク(Pierre-Marie Bosc)さん
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。サハラ砂漠以南のアフリカにおける農業イノベーションや農業開発に関する研究を中心に手がける。2005年には、農業生産者組織が自然資源の管理において果たす役割について、著書を発表。これまで、家族農業とグローバリゼーションに関する研究プロジェクトに複数、参加している(1998年、2002~2004年)。国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)およびフランスが連携して組織する世界農業ウォッチ)の立ち上げに関わり、現在はその科学者コーディネーターを務める。2013年に国連世界食料保障委員会(CFS)の専門家ハイレベル・パネルルが発表した報告書『食料保障のための小規模農業への投資』の執筆では、研究チームの代表として指揮をとった。
・ジャン・ミッシェル・スリソー(Jean-Michel Sourisseau) さん
フランスの農業開発研究国際協力センター(CIRAD)の上席研究員。社会経済学者。家族農業とその戦略やパフォーマンスについて研究している。編著書『家族農業と来たるべき世界』が、その英語版『Family Farming and the Worlds to Come』とともに近刊予定。
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投稿者 xbheadjp : 18:23
食の安全はいま@TPPに反対する人々の運動:動画撮影報告
何度か行きそびれていた安田節子さん講演の案内を頂いたので、撮影取材に伺いました。食の安全に留まらず、自由貿易の弊害について幅広い知見をお聴かせ頂き、とても参考になりました。
TPP交渉では輸入食品の安全基準や食品表示ルールにもかかわる協定も取り上げられています。これらは、ひたすら食のグローバル化を進め、国の安全基準をないがしろにしかねません。最近でも、マクドナルドの消費期限切れの鶏肉使用などが発覚し、利益優先の食品企業やファストフードの問題点を象徴しています。一方、いま新たな食品表示の基準が決められようとしていますが、消費者の選択の自由の保証はありません。さらに一般健康食品の機能性表示を認めようとする動きも始まっています。長年、こうした問題を追ってきた安田節子さんから、こうした出来事の背景にあるTPPと食の安全問題をお話しいただき、討論します。(告知メールより)
<概要>
*日時:2014年10月14日(火)18:30〜20:30
*場所:連合会館5階501会議室(新御茶ノ水駅/御茶ノ水駅)
*講師:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21代表)
*参加費:各回800円
<状況>
*前説
*講演
*質疑応答
>食政策センタービジョン21:http://www.yasudasetsuko.com/vision21/
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投稿者 xbheadjp : 14:35
「日本農業の再生と脱成長」第2回脱成長MTG取材撮影記録
直前でしたが、国学院大学の古沢先生から情報提供を頂いて、動画記録を担当することになりました。
今年は国際家族農業年です。日本ではTPPなどに備えて農業の競争力をつけろ、、、などと政官財一体となって農業の規模拡大化を謳いますが、実は既に世界では、小規模農業こそ効率性と安全性がありこれからますます世界の食事情を支える柱になるとの考えへ明確に進んでいます。日本が逆方向へのベクトルへ進もうとする中、小規模農業の重要性を伝えている農業経済学専門の関根佳恵さんにご登壇頂き、更には脱成長の幸福論研究をも加えてお話頂きます。(告知メールより)
<概要>
*日時:2014年6月15日(日)14:00〜17:00
*場所:ピープルズ・プラン研究所(地下鉄有楽町線「江戸川橋」駅下車)
*報告:関根佳恵さん(『家族農業が世界の未来を拓く』農文協共訳者)
<状況>
*関根さんのプレゼン
*意見交換
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投稿者 xbheadjp : 19:46
私たちが選ぶTPPと社会のゆくえ―岩上安身さんを迎えて撮影記録
参院選の直前ですが、何度かお邪魔したNORAがIWJの岩上さんを招いてTPPの勉強会を開催すると知って、撮影取材に伺いました。
「里山とかかわる暮らしを」のキャッチフレーズを掲げるNORAは、里山の保全活動や里山をキーワードとしたまちづくりを実践しています。TPPに関しては、まず里山と関連の深い農業の将来について関心を寄せていますが、私たちの不安は、それだけではありません。TPP加盟後の世界では、これまで以上に市場化が進むはずで、手間暇かけて工夫しながら生活する私たちの楽しみが奪われてしまうのではないかと危惧しています。この楽しみが、NPOの推進力であるとともに、私たちが生きる上でもとても大切なものだと思うからです。(公式サイトより)
*概要
・日時:2013年7月15日(月祝)14:00〜16:00
・場所:かながわ県民活動サポートセンター会議室402(横浜駅徒歩5分)
・講師:岩上安身さん(ジャーナリスト、IWJ代表)
・参加費:800円
・主催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
*状況
・オリエンテーション
・岩上さんレクチャー
・パワポ資料(抜粋)
・展示資料
>よこはま里山研究所NORA:http://nora-yokohama.org/
>Independent Web Journal:http://iwj.co.jp/
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投稿者 xbheadjp : 20:44
『世界が食べられなくなる日』 高橋一也さんトークショー@アップリンク取材記録
『世界が食べられなくなる日』を上映しているアップリンクで、warmerwarmerの代表をされている高橋一也さんのトークショーがあると知り、取材記録にお邪魔しました。
ジャン=ポール・ジョー監督の映画じたいは、『セヴァンの地球のなおし方』同様に遺伝子組み換え技術の危険性を福島原発の悲惨さに重ね合わせ、太鼓の響きにのせてドキュメントに仕立てる構成で、それぞれがより深刻な根っこを持つだけに荒っぽさが感じられ、あまり感情移入できませんでした。一方で高橋さんのトークでは、在来種を守っていく責任は、快適便利な生活ばかりを追い求め、すべてをお金で解決することに罪悪感すら感じないできた私たち自身にあることを改めて気づかされました。持続可能な生活を取り戻すためには、伝統野菜のタネのみならず、日本の風土で培われてきた伝統文化も継承する必要があるという思いをより強く感じた上映会でした。
アグロエコロジーとは、自然と未来の世代を尊重し行われる持続可能な農業システムである。本作には、アグロエコロジーを実践しているセネガルの農業学校が登場する。村の若者に教える先生はこう語る。「人間は毎日何かを食べる必要がある。その食べ物は農民が作る。タネを大切に育てなさい。そして、自分たちでタネを毎年収穫してGM作物の侵入を阻止するんだ。植物や動物は未来のための大切な資本だ。それを忘れるな」。“タネ”は命の源で、可能性そのもの。“タネ”を受け継ぎ、汚染のない世界を子どもたちに残すために私たちが必要としているものは、新しい技術か、それとも古来から受け継がれる知識なのか。(公式サイトより)
*日時:2013年6月13日(木)18:30〜
*場所:UPLINK FACTORY(渋谷)
*出演:高橋一也さん(warmerwarmer代表)
*料金:1500円
*『世界が食べられなくなる日』予告編
*トークショー
>世界が食べられなくなる日:http://www.uplink.co.jp/sekatabe/intro.php
>warmerwarmer :http://warmerwarmer.net/
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投稿者 xbheadjp : 08:43
今、TPP交渉の本質を考えるフォーラム撮影報告
2月1日に開催された「農山漁村&銀ぱちフォーラム」でUSTREAM用録画&写真撮影を担当したので、報告します。
TPPで岐路に立つ日本。新内閣はいったいどのようなヴィジョンと展望をもって、今後の日本のあり方を描いていくのでしょうか?利害からの賛成論・利害からの反対論を超え、TPPを論議するこのシンポジウム。ぜひ皆様の積極的ご参加で意味のあるものにしていきたいと期待いたしております。外交・貿易・財政・金融・農牧林水産業・医療・社会保障の各分野から日本社会の現状とTPP交渉の現状とを探り、検証して参りたく思います。(勧誘メールより抜粋)
=概要=
*題目:国益とは?国民益とは?今、TPP交渉の本質を考える
*日時:2013年2月1日 (金)19:00〜21:00
*会場:銀座紙パルプ会館 フェニックスプラザ 会議室
*主催:
・一般社団法人農山漁村資源開発協会
・特定非営利活動法人銀座ミツバチプロジェクト
*協力: 銀座農業政策塾
=状況=
*コーディネーター:
・神津 多可思(リコー経済社会研究所 主席研究員/元日本銀行)
*パネリスト:
・藻谷 浩介(日本総合研究所 調査部主席研究員)
>説明資料:http://nousangyoson.org/pages/katudo/img/20130201/s3.pdf
・蔦谷 栄一(農林中金総合研究所 特別理事)
>説明資料:http://nousangyoson.org/pages/katudo/img/20130201/s2.pdf
・水野 誠一(一般社団法人Think the Earth 理事長)
>説明資料:http://nousangyoson.org/pages/katudo/img/20130201/s4.pdf
・色平 哲郎 (JA長野厚生連・佐久総合病院 地域ケア科医長)
>参考資料:http://nousangyoson.org/pages/katudo/img/20130201/s11.pdf
*パネルディスカッション
>銀座ミツバチプロジェクト:http://www.gin-pachi.jp/
>農山漁村資源開発協会:http://nousangyoson.org/index.php?menu=2
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投稿者 xbheadjp : 14:33
TPP市民と政府の意見交換会:写真取材記録報告
これからの農業政策を左右するTPP参加問題について、政府との意見交換会が行われるとおことなので、オルタナ特集記者としての取材を兼ねて写真記録にお邪魔したので報告します。(併せて農政に係わるパートのUSTREAMのハイライトを紹介します。配信はIWJのスタッフさんです)
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、日本社会そしてアジア太平洋の参加国に大きな影響を与え、私たちの生活の様々な側面に根本的な変化を及ぼします。にもかかわらず、市民の中には、『十分な情報がなく判断できない』、『参加したら暮らしはどうなるの?』、『TPPには不安がいっぱい』、という声が多くあります。そこで、情報公開を求める全国の100以上の団体や市民の呼びかけに政府が応じ、このたび市民主催の意見交換会を初めて開催することになりました。(告知メールより)
=概要=
*日時:2012年5月22日(火)18:20 - 21:00(18:00 開場)
*場所:文京シビックセンター 2階 小ホール (東京都文京区春日1-16-11)
*主催:市民と政府のTPP意見交換会・東京実行委員会
*資料代:500円(申し込み不要)
=プログラム=
*第1部:有識者によるTPP概略説明
・鈴木宣弘さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/22772153/highlight/265545
・安田節子さん(食政策センター・ビジョン21)
・色平哲郎さん(JA長野厚生連佐久総合病院・医師)
*第2部:政府によるTPP概略説明、有識者と政府協議担当者の対話
・黒田篤郎さん(内閣官房 内閣審議官)の説明
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/22772153/highlight/265722
鈴木宣弘さんと政府担当者の対話
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/22772153/highlight/265730
*第3部:会場参加者・有識者と政務三役・政府協議担当者の対話
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/22772153/highlight/265839
・大串博志さん(内閣府大臣政務官)の説明
・質問用紙での質疑
・外務省、経済産業省農林水産省、厚生労働省の国際交渉担当者の応答
>IWJアーカイブ:120522 市民と政府の意見交換会 〜TPPを考えよう〜 1/2
http://www.ustream.tv/recorded/22772153
>問い合わせ先:アジア太平洋資料センター(PARC):
http://www.parc-jp.org/
投稿者 xbheadjp : 23:35
STOP TPP!! 1万人キャンドル集会USTREAM取材報告
昨日(記者会見)/今日で行われたSTOP TPP!! 1万人キャンドル集会にUSTREAM収録&取材に行ったので報告します。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は私たちの暮らしの隅々や社会の基盤、国のかたちまでをも大きく変える危険性を持っています。日本がTPPに参加すれば農業や漁業、労働や医療・保険など多くの分野で、「みんなが安心して暮らせない」状況が生まれてしまうと、私たちは懸念しています。4月19日付の各社報道によれば、4月末の野田首相訪米時の正式な参加表明は見送るとのことですが、この間のTPPへの参加を巡る緊迫した状況を考慮すれば、まだまだ予断は許す状況ではありません。十分な説明や議論もないまま国の重要な決定がなされることを危惧します。この機会に、改めてTPP参加の「見送り」ではなく「不参加」を強く訴えます。(告知メールより)
=集会当日=
*日時:2012年4月25日(水)17:30〜19:30
*場所:日比谷野外大音楽堂
*主催:
・TPPを考える国民会議
・STOP TPP!! 1万人キャンドル集会実行委員会
・4.25 TPP反対市民アクション実行委員会
*プログラム:
・開会挨拶:山田正彦(TPPを考える国民会議副代表世話人)
・4月米国訪問報告:篠原孝(民主党衆議院議員)
・TPPの本質はこれだ!:鈴木宣弘(東京大学教授)
・サルでもわかるTPP:安田実絵
・ライブ&トーク:Yae
・一言アピール「TPPで私たちの暮らしはどうなるの!?」
・ライブ&トーク:喜納昌吉
・集会アピール採択
・閉会挨拶:菅野芳秀(4.25TPP反対市民アクション実行委員会)
=記者会見=
*日時:2012年4月24日(火)16:00〜16:30
*会場:衆議院第一議員会館 地下1F 「大会議室」
*出席予定者:
・山田正彦(民主党衆議院議員、TPPを考える国民会議)他議員数名
・平野都代子(パルシステム千葉 理事長)
・近藤康男(TPPに反対する人々の運動)
・坂口正明(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)
・内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉事務局長)
*議員総会記者会見の模様
*市民団体記者会見の模様
投稿者 xbheadjp : 23:23
やっぱりTPPでは生きられない─震災復興に乗じたTPPにNO!USTREAM報告
10月31日に『《緊急シンポジウム》やっぱりTPPでは生きられない−震災復興に乗じたTPPにNO!』に参加してUSTREAM配信をしたので報告します。
未曾有の地震と津波に加えての原発事故。「原発推進とTPP」を 進めてきた財界の構想は破綻しました。野田政権は震災復興を最優先に掲げていました。ところが、ここに来て、野田首相は「TPP参加について早期に判断する」としています。11月のハワイでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に向けて、参加表明が唐突に行われるのではないかと言われています。国の食糧基地である被災地の復興とTPPは両立しません。また、TPPは農業だけの問題ではなく、多くの国民にメリットはありません。私たちは2月に続いて、再び座談会を計画しました。大いに議論し声を上げていきましょう。(告知メールより)
*日時:10月31日(月)18:30 〜 21:00
*場所:文京区民センター3階3-A会議室(文京区本郷4-15-14)
*参加費:500円『TPP 何が問題?暮らしはどう変わる?〜』パンフレット付
*主催:TPPに反対する人々の運動
*共同代表:山下惣一(佐賀)/菅野芳秀(山形)/天明伸浩(新潟)
<プログラム>
*開会挨拶/意見提起
・山下惣一さん(百姓・佐賀県)
1936年佐賀県唐津市生まれ。中学卒業後、家業の農業を継ぐ。1969年「海鳴り」で第13回農民文学賞、1979年「減反神社 」(1981 年)で第7回地上文学賞を受賞。著書に「直売所だより」「安ければ、それでいいのか!?」など。
・鴨桃代さん(全国ユニオン会長)
1948年静岡県清水市生まれ。72年淑徳大学(社会福祉学部)卒業。千葉市役所、労働組合「なのはなユニオン」書記長・委員長、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク共同代表を経て現職。著書に「非正規労働の向かう先」「どうする派遣切り2009年問題 」(共著)など。
・色平哲郎さん(佐久総合病院医師)
1960年神奈川県横浜市生まれ。京都大学(医学部)卒業。長野県南佐久郡南相木村診療所長、NPO「アイザック」事務局長を経て現職。著作に「大往生の条件」「命に値段がつく日所得格差医療」など。
・司会:大野和興さん(日刊ベリタ編集長)
1940年愛媛県生まれ。四国山地の真只中の村で育ち、農業記者として約40 年、日本とアジアの村を歩く。著書に「食大乱の時代」「日本の農業を考える」
*基調講演
・金子勝さん(慶應義塾大学経済学部教授)
1952年生まれ、東京大学大学院(経済学研究科)卒業 。茨城大講師、法政大教授を経て、2000年10月から現職。著書に「「脱原発」成長論−新しい産業革命へ」「金子勝の食から立て直す旅―大地発の地域再生」など。
>USTREAM:主催者側からの配信承諾は事前に取り付けていましたが、登壇者の意向によりアーカイブの公開は自粛させて頂くことになりました。
*関係団体コメント/宣言/閉会挨拶
*公式サイト:TPPに反対する人々の運動
>http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html
投稿者 xbheadjp : 00:18