ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ&加藤登紀子トークイベント取材記録
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんの来日に際し、25日に行われた五井平和賞授賞式には参加できなかったため、別に開催された「五井平和賞受賞記念『幸せの経済学』上映&トークイベント」へ取材記録に伺いました。
ドキュメンタリー映画『幸せの経済学』の監督、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんが、2012年度「五井平和賞」しました。2011年5月に公開されたドキュメンタリー映画『幸せの経済学』は、人々を分断し、環境を汚染する行き過ぎたグローバリゼーションが引き起こした問題への解決の糸口として、ローカリゼーション(地域化)を提案していきます。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていくと説いていきます。(ウェブページより抜粋)
*日時:2012年11月27日(火)19時から21時10分
*場所:東京大学 情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター
*主催:ユナイテッドピープル
*参加費:2000円
*協力:五井平和財団/孝道山/見樹院/寿光院/NPO法人 懐かしい未来/ナマケモノ倶楽部/日本元気塾有志/ジュレー・ラダック
*上映映画『幸せの経済学』
*ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんトーク&質疑応答
*加藤登紀子さんトーク
誰もが原発は止めて欲しいと思う、遺伝子組み換え食物は嫌だと感じる。だけど不況が長引けば、政治に景気対策を望んでしまうのが人の世の常。挙句の果ては、それを強調する原発維持&TPP推進な政党を支持してしまう。あいや政治が悪いのではない。食を、エネルギーを、そして生活のすべてを市場経済に委ねている自分たちが悪いのではないか、と。ならば、取り組むべきは脱原発よりも、反TPPよりも自給と自立。いざとなったら鍬一本で食べていける自信があれば、不景気もリストラも恐くない。そう、悔い改めるべきは、自分自身に違いない・・・。そんな気づきを頂いたイベントでした。
>幸せの経済学:http://www.shiawaseno.net/archives/3006
>五井平和財団:http://www.goipeace.or.jp/japanese/activities/news/2012/1206_01.html
カテゴリー:061スペシャルイベント | 投稿者 xbheadjp : 2012年11月28日 15:13