中秋観月の宴@寺家谷戸(9月19日〔木〕持ち寄り開催!
古来、日本人は自然と共生するなかで花鳥風月を愛で、生態系が恵む範囲で収穫の慶びを祝ってきました。五穀豊饒に感謝する秋祭りはもちろん、花見や月見も先人が「農」とともに培ってきた「暮らし」そのものだったのでしょう。思えば、それらの伝統行事が形骸化したのは、「文明開化」が遠因ではないでしょうか。
私たちはいつの間にか大陸狩猟民族ともいえる欧米人に倣って、外部から富を得、それを幸せと感じることに、何の抵抗もなくなっています。しかし、地球は無限に続く平原ではなく、資源は泉から無尽蔵に湧き出るものでもありません。成長や発展で得られる豊さは、どこかに、そして誰かに負担を負わせるものでしかないのです。たとえばCSRを誇る企業から助成金を得て、里山を整備したとします。たとえば赤字財政続きの国から委託を受けて、希少生物を蘇らせたとします。しかしそこにできるのは、外部から持ち込んだ資源なしでは成り立たない、持続不可能な生態系でしかありません。
そこで都市生活者の農力向上委員会は考えました。持続可能な社会への近道は、自然と共生して暮らす幸せを、自分たちで蘇らせることではないか、と。さらには古き良き伝統文化に秘められた「想い」を今の生活と融合させることで、それが復活できるのではないか、と思い至ったわけです。だから週末でもない中秋の夜に、だからバス停から10分も離れた里山の懐で、「観月の宴」を企画します。時間が許す範囲で、準備段階からご参加頂ければ幸いです。
<谷戸田で愛でる。中秋観月の宴>
*日時:2013年9月19日(木)18時〜準備/19時頃〜観月(雨天順延)
*場所:どんぐり農園@寺家谷戸(横浜市/町田市) ※飲酒運転は厳禁
*費用:実費(自分用の飲み物と料理1品は持ち寄りで) ※マイ食器持参
*主催:都市生活者の農力向上委員会/農に学ぶ環境教育ネットワーク
*備考:
・虫さされ予防は、各自で対策をお願いします。
・会場にトイレはありませんので、覚悟してお越しください。
・帰り道は暗くなるので、懐中電灯などご持参ください。
*申込:フェイスブックで(開かない方は「農力向上委員会」にコメントください)
>https://www.facebook.com/events/416322828486190/
*地図
*月が出るはずの空
*宴の会場
>谷戸田に学ぶ。農力向上大作戦!:http://reculti.org/?page_id=1338
カテゴリー:022谷戸田に学ぶ。 | 投稿者 xbheadjp : 2013年08月23日 18:03