農業資源管理学講義「食育はどうあるべきか」@東京大学農学部
アグロエコロジー/エディブル・スクールヤードつながりから東京大学で、宮沢佳恵先生の講義を取材撮影させて頂くことができました。グローバル企業のマーケティング戦略に巻き込まれて、地域の持続可能に暮らす知恵が失われていく現状を知り、改めてそら恐ろしく感じた次第です。
本日は私の講義のゲスト講師として宮城県の大郷小学校から奥平大和先生に来ていただき、食農教育の講義をしていただきました!食べ物を自分たちで育てて食べる、ということはもちろん、それをはるかに超えた本当に素晴らしい実践の様子を教えていただきました。あと数年で知っている人が誰もいなくなってしまうかもしれない地域に残っている江戸時代や奈良時代、はては縄文時代から続く食文化や知恵や技術を掘り起こし、科学の目をとおして新たに捉えなおし、子供たちの新鮮な驚きや発見につなげること。それによって、昨日までと同じ世界なのに、子供たちの世界観(食べ物や地域観や生産者の存在)ががらりと変わること。授業を受けた子供たちの感想文の、本当に驚いて感じてそれを伝えたい、というエネルギーあふれる言葉たちに何度も涙が出そうになりました。(宮沢先生のフェイスブックより)
<概要>
*日時:2016年5月25日(月)10:20〜12:10
*場所:東京大学農学部
*講師:宮沢佳恵先生/奥平大和先生(宮城県大郷小学校教諭)
<状況>
*スライド
*現物資料
*動画(前半のみ)
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カテゴリー:067持続可能性 | 投稿者 xbheadjp : 2016年05月27日 16:07