ヘレナさんに聞く、ローカル経済×しあわせな未来のつくり方

ナマケモノ倶楽部さんからのご案内で、予定の空いている週末にヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんの来日公演があったので、撮影取材に伺いました。

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ローカリゼーション運動のリーダー、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんが短期来日。「成長路線」にかわるベクトルとは?ヘレナさんに学ぶ「ローカリゼーション×しあわせ」の関係、海外でのローカルコミュニティの実践例。ナマケモノ教授の辻信一さん(文化人類学者、明治学院大学教員)からは日本各地のローカル運動の紹介もしていただきながら、ヘレナさんからのスペシャルなメッセージに触れよう。当日、会場にはヘレナさんがあげるローカリゼーションのキーワードを体現したブースも登場。創造的なエネルギーにあふれた会場づくりを演出します!(告知ページより抜粋)

<概要>
*日時:2016年10月23日(日)14;00〜16:30
*場所:明治学院大学白金校舎・インナー広場さん・サン
*参加費:一般1500円/学生1000円
*共催:ナマケモノ倶楽部/明治学院大学国際学部付属研究所
*協力:ゆっくり小学校

<内容>
*特別ゼミ
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*質疑応答
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https://youtu.be/BqVVSBkD4DI

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*ローカリゼーション・ブース
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*日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラムに対する応援メセージ
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 日本でのお米の生産を支援するにおいて、最も重要なことの一つは、まず自分たちも参加することともに、農家の生き残りを助けることです。地方の農家の方も日本のために生産を行えるように支えなければなりません。日本がお米の自給率を保つことは重要ですが、しかしお米の種類を多様化させて、野菜、肉製品、魚製品も近隣の地域が原産であることも大事です。

 「幸せの経済学」の中で語られていることをすべて理解したと人々が思ってしまうことが多々あります。残念ながらそうではありません。「幸せの経済学」を理解したと思っている人々は貿易協定によるさらなる自由化を阻止するために積極的に啓発活動を行っています。なぜかというと、自由化は私たちの食糧主権を脅かすものであり、食糧を生産し、そして自分たち養う教育能力までも脅かすものです。

 しかし、「幸せの経済学」を理解した人々は、自国をグローバル企業より独立させるため、そして自立して自分の主食をすべて生産できるようになるために、食糧主権を確立しようと取り組んでいるはずです。そうしなければ、私たちはみんなとても脆弱です。気候変動または政治的崩壊などの潜在的な問題であろうが、それら対して私たちはすきだらけです。食糧主権を保つことは私たちができることの中で一番重要なことです。

>日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム:http://kokucheese.com/event/index/435356/
>ナマケモノ倶楽部:http://www.sloth.gr.jp/

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カテゴリー:061スペシャルイベント | 投稿者 xbheadjp : 2016年11月01日 17:39