みんなで考えよう!SDGs時代の持続可能な農と食@國學院アーカイブ
異常気象による極端な猛暑、旱魃、そしてゲリラ豪雨や台風の頻発は、連日のように報道され、また実際に日々の暮らしにも多大な影響を与えているとおり、まさに私たちの「命の危険」に直結する脅威となりました。その影響は人的被害にとどまらず、田畑でも各地で渇水や高温障害、さらには強風や冠水の被害が多発しているようです。メディアでは、卑近な被害とその防止策ばかりが取り上げられましたが、昨今の気候変動は世界レベルで生態系に影響を与え、国際的な食料の安全保障をも揺るがしかねない事態を招いているに違いありません。現在、世界は国連の新目標(SDGs、2030アジェンダ)をスタートさせていますが、他人ごと、専門家任せでは、サステナブルな社会へのソフトランディングは、望めないでしょう。
そんな状況で、私たちは何ができるのか。
日本版アグロエコロジー勉強会では、3回目の「有機農業の日(12月8日)」を迎えるにあたり、首都圏近郊の著名な篤農家とその支援者をお招きして、打開策を考えるフォーラムを開催する運びとなりました。日々の暮らしを見つめ直し、将来世代に犠牲を押し付けないための企画でもありますので、より多くの皆さまにご来場頂ければ幸いです。 (告知文より)
<概要>
*日時:2018年12月2日(日)13:00〜17:30
*場所:國學院大學渋谷キャンパス2号館2104教室
*参加:約100名
*運営費カンパ:94,500円
*主催:日本版アグロエコロジー勉強会
*共催:「有機農業の日」実行委員会/渋谷環境と文化の会/國學院大學大学院特定課題研究グループ/一般社団法人 the Organic
*協賛:アグリイノベーション大学校/共生社会システム学会
*賛同:タッチ!オーガニックキャンペーン/12.8「有機農業の日」記念日
*後援:日本有機農業研究会/全国有機農業推進協議会
<状況>
・*司会進行:
・ハッタケンタロー氏(種まき大作戦) /木本一花氏(マイファーム)
*問題提起:
・古沢広祐氏(國學院大學)
「共存社会・SDGs時代における有機農業の役割」
*来賓挨拶
・中井徳太郎氏(環境省 総合環境政策統括官
/「つなげよう、支えよう森里川海」チーム長)
・及川仁氏(農林水産省農業環境対策課長)
*基調報告
・江守正多氏(国立環境研究所)
「顕在化する気候変動の脅威〜人新世(アントロポセン)の行方」
・関根彩子氏(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン)
「工業型農業が招くグローバルな環境破壊」
・坂田昌子氏(国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表)
「生物多様性は食の源〜高尾山の現場からローカルの可能性をさぐる」
*パネル・ディスカッション:
『みんなで考えよう!SDGs時代の持続可能な農と食』
・モデレーター:小原壮太郎氏(一般社団法人 the Organic)
・レクチャー:松尾沙織氏(SDGsライター)
・パネラー:
−下山久信氏(全国有機農業推進協議会)
−相原成行氏(日本有機農業研究会)
−高橋俊彰氏(IFOAMジャパン)
−鶴田志郎氏(有機農業参入促進協議会)
・特別ゲスト:ジョン・ムーア氏(シーズオブライフ代表理事)
・コメンテーター:中井徳太郎氏(環境省 総合環境政策統括官)
*総括:尾崎零氏(産消循環自給農場「べじたぶる・ はーつ」/
農を変えたい!全国運動関西地域ネットワーク」代表)
>有機農業の日:http://organic-day.com/
カテゴリー:068アグロエコロジー | 投稿者 xbheadjp : 2018年12月03日 17:42