「3.11と日本と世界 〜私たちから始まる未来〜」USTREAM報告
6月26日に「地球サミット2012 Japan」として「第1回アースダイアログ東京」を開催し、USTREAM配信を行ったのでレポートします。
気候変動、エネルギー危機、食料危機、水不足、生物多様性の喪失、飢餓や貧困、金融危機、内戦、テロ・・・いま私たちは、一つ の綻びが瞬時に伝播し、巨大なリスクとなって人類全体に襲いかかる、「危機の時代」に生きています。そして今年、世界 人口は70億人という空前の水準に達しました。「危機の時代」において、この70億人はまさに運命共同体です。もし70億人の人々が、分かち合うことをせず、互いに奪い合ったら、私 たちを待っているのは破局でしかありません。私たちは、日本が通ってきた道と、3.11からの学びを通して、破局に向かう世界 に何を伝えていけるのでしょうか。
*催名:
第1回アースダイアログ東京「3.11と日本と世界〜私たちから始まる未来〜」
*日時:2011年6月26日(日)13:00 〜 18:00
*場所:日本財団ビル2階大会議室(港区赤坂1-2-2)
*参加費:500円(懇親会別)
*主催:地球サミット2012Japan/環境パートナーシップ会議
*協力:日本財団CANPANプロジェクト/セブンジェネレーションズ
*詳細:http://japanvoices.jp/earthdialogtokyo/1/index.html
*内容:
・オープニング:「地球サミットについて」
−佐藤正弘さん(地球サミット2012 Japan代表)
・映像を通して考える、いま世界で起きていること
人口、エネルギー、環境負荷、豊かさ、格差、消費社会など、いま世界が直面している現実について、映像を通して考えます。(セブンジェネレーションズ「Pachamama Allianceのチェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」より)
>予告映像:Quicktime Movie
・プレゼンテーション&パネルディスカッション
環境や開発の問題について歴史や国際的観点から発信 されている識者の皆様を交え、グローバルな視点から見た3.11の持つ意味についてパネルディスカッションを展開しす。
<プレゼンテーター>
−竹林 征雄さん(アミタホールディングス株式会社取締役)
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/15627428/highlight/182079
−古沢 広祐さん(国学院大学教授)
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/15628785/highlight/182088
<コメンテーター>
−森摂さん (雑誌オルタナ編集長)
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/15628785/highlight/182095
・アースダイアログ
第一部での議論を受けて、各テーブルに分かれて全員参加でダイアログを行います。私たちは、今どんな未来を描き、何を世界に発信するべきなのでしょうか?技術、政策、文化、ライフスタイル、精神性など様々な局面において、私たちにできることを探ります。
・ファシリテータ:佐野 淳也さん(木の花ファミリー)
投稿者 xbheadjp : 08:39
「リオ+20とポスト3.11の文明論的展開」地球サミット連続セミナー第3回
6月24日にPIC東京で行われた「地球サミット連続セミナー第3回」でUSTREAM配信を担当したので報告します。
第3回は、3.11とリオ+20を論じます。3.11は、現代文明に何を投げかけ、私たちにどのような転換を迫るのか。その中で私たちはリオ+20をどう捉え、何を問うべきか。古沢教授に、ポスト3.11におけるリオ+20について、文明論的視点から論じて頂きます。(公式サイトより)
*テーマ:〜地球サミットの2大テーマ(1)〜UNEP Green Economyを読む
*日時:2011年6月24日(水)18:30〜20:00
*場所:世界銀行情報センター(PIC東京)
*主催:
・地球サミット2012Japan:http://earthsummit2012.jp/home.html
・世界銀行東京事務所:http://bit.ly/bo4Cna
・環境パートナーシップ会議:http://www.epc.or.jp/
・CEPAジャパン:http://cepajapan.org/
*講師:
古沢 広祐さん「環境・持続社会」研究センター代表理事、国学院大学教授
1950年東京生まれ。農学博士。 地球環境問題に関連して永続可能な発展と社会経済的な転換について、生活様式(ライフスタイル)などの問題も含めて究明。具体的には、環境容量(環境資源利用容量:エコスペース)と持続可能な生産消費パターンの研究、世界の農業食料問題とグローバリゼーション、環境保全型有機農業、エコロジー運動、協同組合運動、NGO・NPO論などについて研究。著書:『地球文明ビジョン−環境が語る脱成長社会』日本放送出版協会。 『共生時代の食と農−生産者と消費者を結ぶ』家の光協会。 『共生社会の論理− いのちと暮らしの社会経済学』学陽書房。『安ければ、それでいいのか!?』コモンズ。『地球の限界』日科技連出版社、他。
>USTREAM :http://www.ustream.tv/recorded/15582495
*質疑応答
投稿者 xbheadjp : 15:21
「UNEP Green Economyを読む!」地球サミット連続セミナー第2回
6月8日にPIC東京で行われた「地球サミット連続セミナー第2回」でUSTREAM配信を担当したので報告します。
来年6月にブラジルのリオデジャネイロで、リオ+20(正式名称:国連持続可能な開発会議)が開催されます。この会議では、グリーンエコノミーや持続可能な発展のための制度枠組みなど新たな横断的テーマが議論されるほか、1992年の地球サミット以降20年間の評価を行い、次の時代に向けた新たな国際的コミットメントを確保することが期待されています。
しかしながら、日本ではいまだその開催の事実や内容などについて周知・理解が進んでいない状況にあります。一方で、リオ+20の成果文書の作成プロセスは既に始まっており、各国政府及びステークホルダーによる国連事務局への最初のINPUTの期限は、11月1日と差し迫っています。 そこで本セミナーでは、リオ+20の内容を広く知らせ、理解を深めるきっかけを提供します。(告知メールより)
*テーマ:〜地球サミットの2大テーマ(1)〜UNEP Green Economyを読む
*日時:2011年6月8日(水)18:30〜20:00
*場所:世界銀行情報センター(PIC東京)
*主催:
・地球サミット2012Japan:http://earthsummit2012.jp/home.html
・世界銀行東京事務所:http://bit.ly/bo4Cna
・環境パートナーシップ会議:http://www.epc.or.jp/
・CEPAジャパン:http://cepajapan.org/
*講師:西宮 洋さん(財)地球環境戦略研究機関
環境省の国立公園管理官などを経て、ブラジル大使館、カンボジア環境省、国連環境計画(UNEP)アジア太平洋地域事務所などを経て現職に至る。UNEP Green Economyを取りまとめた、パバンスクデフ博士ら「生態系と生物多様性の経済学」を中心に、生物多様性と経済政策の分野でのストラテジストの1人。
*内容:
第2回は、地球サミットの2つの大きなテーマのひとつ、「グリーンエコノミー」について今年2月に公開された「UNEP Green Economy」を紐解きながら、内容の理解と日本として考えるべき論点を明らかにします。
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/15241258
投稿者 xbheadjp : 11:23
地球サミットって何だろう?地球サミット連続セミナー第1回
6月2日にPIC東京で行われた「地球サミット連続セミナー第1回」でUSTREAM配信を担当したので報告します。
来年6月にブラジルのリオデジャネイロで、リオ+20(正式名称:国連持続可能な開発会議)が開催されます。この会議では、グリーンエコノミーや持続可能な発展のための制度枠組みなど新たな横断的テーマが議論されるほか、1992年の地球サミット以降20年間の評価を行い、次の時代に向けた新たな国際的コミットメントを確保することが期待されています。
しかしながら、日本ではいまだその開催の事実や内容などについて周知・理解が進んでいない状況にあります。一方で、リオ+20の成果文書の作成プロセスは既に始まっており、各国政府及びステークホルダーによる国連事務局への最初のINPUTの期限は、11月1日と差し迫っています。
そこで本セミナーでは、リオ+20の内容を広く知らせ、理解を深めるきっかけを提供します。(告知メールより)
*テーマ:地球サミットって何だろう?〜地球サミットの20年を振り返る〜*
*日時:2011年6月2日(木)18:30〜20:00
*場所:世界銀行情報センター(PIC東京)
*主催:
・地球サミット2012Japan:http://earthsummit2012.jp/home.html
・世界銀行東京事務所:http://bit.ly/bo4Cna
・環境パートナーシップ会議:http://www.epc.or.jp/
・CEPAジャパン:http://cepajapan.org/
*講師:
・加藤 三郎さん(環境文明21共同代表)
1939年東京生まれ。東京大学工学系大学院修士課程修了。厚生省入省。環境庁設立に伴い、公害・環境行政を担当。90年地球環境部初代部長に就任。93年退官。同年環境文明研究所とNGOを設立。主な著書『環境の思想―足るを知る生き方のススメ』(プレジデント社2010年)、『環境力』(ごま書房2003年)。
>プレゼン資料:’92年の「地球サミット」とは何だったか〜大転換の始まり〜
・原田 泰さん(参加型環境教育研究会)
1949年東京生まれ,大阪大学理学修士(分析化学)。現在、(独)産総研・計量研修センターテクニカルスタッフ。(UNCED)92'国連ブラジル会議市民連絡会事務局長、(WSSD)ヨハネスブルグサミット提言フォーラム環境教育分科会代表。(専門)無機分析、計量の不確かさ、試験所品質管理、データ管理。(関心事)参加型環境教育、持続可能な社会。
>プレゼン資料:UNCSD(Rio+20)に対する日本の市民の課題
1992年の地球サミットに、行政、市民それぞれの立場から中心的に関わったお二人に、リオからの20年間を振り返って頂きました。
>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/15112188
投稿者 xbheadjp : 18:07