映画「幸せの経済学」完成試写会&トークUst配信報告

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんも登壇された映画「幸せの経済学」完成試写会&トークに懐かしい未来のスタッフとして参画し、USTREAM配信を担当したので、報告させて頂きます。

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世界数十ヶ国でロングセラーとなっている『懐かしい未来』の著者であり、世界のローカリゼーション運動のパイオニアであるヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんの最新ドキュメンタリー「幸せの経済学」が、 5年の歳月をかけ、ついに完成致しました。ヘレナさんの来日にあわせて、2月23日に、 完成試写会&来日特別トークを開催いたします。現在国内外で起きつつあるローカリゼーション・ムーブメントについて、またそれが社会全体や身近な生活のなかでどう関係しているのか、そしていかに実現していくのか、といったお話していただきます。(告知メールから抜粋)

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*日時:2011年2月23日(水)
 第1部13:30〜17:00/第2部18:00〜21:15
*会場:立教大学池袋キャンパス14号館301教室:地図
*参加費:一般 1,000円 学生 500円 (当日払い)
*定員:第一部150名 第2部150名(先着順)(入れ替え制)
*主催:NPO法人 懐かしい未来
*共催:ヘレナさん来日上映会実行委員会/トランジション・ジャパン
*映画配給:ユナイテッドピープル
*備考:
・UST配信チャンネル:http://www.ustream.tv/channel/alterna-studio
・ツイートハッシュタグ:#shiakei
・ツイートまとめ:http://togetter.com/li/104977


=第1部=
*対談「食・健康・子育て」ゲスト:丹羽順子さん110223helena_06.JPGblank_40x150.JPG 110223helena_08.JPG

フリーランスのサステナビリティー活動家、ラジオDJ、ドキュメンタリスト。2歳の娘の母。 NHK勤務後、ドキュメンタリストとして海外を飛び回る。 出産後は都心から鎌倉へ生活の拠点を移しオーガニックなライフスタイルを開始。古着の交換会「xChange」や、鎌倉を持続可能にする「NPOかまわ」を立ち上げ、新しい社会のデザイン作りに励む。現在はGreen TVジャパンの映像制作やラジオパーソナリティとしても幅広く活動。
・KOKO ONLINE:http://www.junkoniwa.net/

=第2部=
*対談「お金・働き方・エネルギー」ゲスト:鎌仲ひとみさん110223helena_07.JPG

ドキュメンタリー映像作家。エネルギー問題などを切り口に、未来の社会ビジョンを問う作品を提示している。大学卒業後、フリーでドキュメンタリーの現場へ入り、カナダ、米国などで活躍。NHKで医療、経済、環境をテーマに番組を多数制作し『エンデの遺言—根源からお金を問う』の制作にも関わる。監督映画として『ヒバクシャ—世界の終わりに』、『六ヶ所村ラプソディー』、2010年には『ミツバチの羽音と地球の回転』を発表、全国何百カ所を超える自主上映会や劇場公開により広がっている。
・映画『ミツバチの羽音と地球の回転』http://888earth.net/

*自主上映会の説明:関根健次さん
・ユナイテッドピープルhttp://www.unitedpeople.jp/110223helena_09.JPG

*ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん( Helena Norberg-Hodge )
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スウェーデン生まれ。 ISEC(International Society for Ecology and Culture)創設者、代表。 世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニアで、 グローバル経済がもたらす文化と社会に与える影響についての研究者の 第一人者。1975年、インドのラダック地方が観光客に開放された時、 最初に入った海外からの訪問者の一人で、言語学者としてラダック語の 英語訳辞典を制作。以来、ラダックの暮らしに魅了され、 毎年ラダックで暮らすようになる。 そしてラダックで暮らす人々と共に、失われつつある文化や環境を保全する プロジェクトLEDeG ( The Ladakh Ecological Development Group)を開始。 この活動が評価され1986年に、もう一つのノーベル賞と知られ、 持続可能で公正な地球社会実現のために 斬新で重要な貢献をした人々に与えられるライト・ライブリフッド賞を 1986年に受賞。ダライ・ラマ法王やブータン国王の訪問も受けている。 著書『懐かしい未来(Ancient Futures)』は日本語を含む 40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている。その他に、辻信一との共著『いよいよローカルの時代—ヘレナさんの「幸せの経済学」』等がある。
・ISEC:http://www.isec.org.uk/


*映画「幸せの経済学」あらすじ
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これまで世界では、国の豊かさを測る指標として 「GDP(Gross Domestic Product)」などが使用され、 経済成長を遂げることが豊かな国の定義だと信じられてきました。 しかし近年、ブータン先代国王が提唱した「国民全体の幸福度」を示す指標「GNH」(国民総幸福 H=Happiness)など、自然の豊かさや心の豊かさなどを考慮に入れた指標が数多く提唱され、「モノではない豊かさ」について 多くの人が関心を持ち始めるようになりました。 この映画は、「開発」という名の近代化・消費文化の波に翻弄される ラダックの人びとの姿を追いながら、世界中の環境活動家たちが グローバリゼーション・社会構造の問題点と「本当の豊かさとは何か」について紐解いていく内容です。 その中で監督のヘレナさんは、ローカリゼーションの促進が、 切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、 地域社会の絆を強めていくと語ります。 実際に世界では持続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティ構築が 広がりつつあり、映画の後半では、そのムーブメントの事例を紹介しています。既存の世界経済体制が限界を見せ始め、新たな社会のあり方が模索される中、 持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。 そのヒントは、土地の自然や人との繋がりから生まれた日本の伝統文化の中にも あるのではないでしょうか。 この映画は様々な気づきを我々に与えてくれるでしょう。
・幸せの経済学:http://www.shiawaseno.net/


カテゴリー:スペシャル・イベント | 投稿者 xbheadjp : 2011年02月24日 10:14