懐かしい未来のサロン「本当の豊かさと自立の生き方とは」
懐かしい未来のサロン 第11回目「 本当の豊かさと自立の生き方とは―百姓暮らしからみえてきたこと」へ参加し、UST中継を担当したのでレポートさせて頂きます。
工業社会の見せかけの豊かさではなく、自給自足的な生活の豊かさを求めて、できる限り機械に頼らない「昔の百姓暮らし」を目指し、それを実践してこられた筧次郎さん。四半世紀以上にわたる筑波山麓でのその暮らしなかで、日々さまざまに思考し、書き綴ってきたエッセイ集『百姓暮らしの思想』(新泉社)を最近発行しました。百姓暮らしの中から見えてきた本当の豊かさと自立した生き方について筧さんに語っていただきます。文末に筧さんの著書からいくつかの文を引用しておきましたのでご覧ください。(告知メールより)
*日時:2月26日(土)午後2時〜5時
*会場:明治学院大学 白金キャンパス本館4Fの1451教室
(港区白金台1-2-37:http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
*参加費:1000円
*主催:NPO法人懐かしい未来 http://afutures.net/
*講師:筧次郎(かけい じろう)さん
1947年水戸市に生まれる。言語哲学を学び、仏国留学、大学講師を経て1983年に茨城県の八郷町に移住し百姓暮らしを始める。2002年には「スワラジ学園」を設立し、自給自足の技術と自立の精神の普及につとめた。スワラジとはマハトマ・ガンジーの説いた自治・自立の思想を意味する。また提携販売の会「スワデシの会」を主宰する。「スワデシ」はガンジーの使った「国産品愛用」という意味の言葉。この会は、いわゆるCSA(コミュニティサポーテッドアグリカルチャー)の実践例で、会員は野菜の代金としてではなく、生産者の労働行為に対する対価として毎月の代金を払い、野菜の多いときも少ないときも定額を払うという、生産者と消費者の間の深い信頼関係を基盤にしてこそ成り立つユニークな方法をとっている。
*著書:
『ことばの無明』(1979)、『百姓の思想』(1989年)、『ことばのニルヴァーナ』
(2004)(以上、邯鄲アートサービス)、『百姓入門−奪ワズ 汚サズ 争ワズ』
(1996、邯鄲アートサービス、新装版:新泉社)、『オーガニック自給菜園12ヵ月』(2008、山と渓谷社)、『反科学宣言』(私家版)など。
カテゴリー:イベント参加記録 | 投稿者 xbheadjp : 2011年03月12日 14:39