環境監査研究会シンポ「リオ+20とグリーンエコノミー」

JACSESの足立さんからお誘いを受け、遅ればせながら参加してきました。

1992年、リオデシャネイロでの地球サミットでは気候変動枠組条約が提案されるなど21世紀に向けて人類がとにかく取り組むという熱気があふれていました。しかしながら、20年を経て環境の状態はむしろ悪化していると言って過言ではありません。リオの20周年を記念して企画されたリオ+20のメインテーマの一つはグリーン・エコノミーでした。途上国の根強い警戒感もあり、はかばかしい結論には至らなかったという評価をする向きがあります。しかしながら、このことは現在の世界では国際的合意を得ることが殆んど不可能ということの象徴のように思われます。また、グリーン・エコノミーというテーマ自体もそのアクターのメインは事業者であり、国家はどちらかといえばサポート役のように思われます。条約等のハード・ローによる合意がない世界ではソフト・ローが大きな役割を果たします。海図なき世界で、我々が持続可能な世界、社会の構築に貢献し発展していくためにはどうあるべきか議論しようではありませんか。(告知チラシより)

p2012_0825kankyo0030.JPG

=概要=
*冠名:環境監査研究会(EARG) 創立21周年記念シンポジウム
*日時:2012年8月25日(土)13:30〜16:45 (開場 12:30)
*場所:中央大学駿河台記念館(お茶の水)670号室
*参加費: 資料代1,000円 (環境監査研究会会員は無料

=内容=
*挨拶:河野 正男 当会顧問 横浜国立大学名誉教授
*基調講演:「リオ+20 と グリーンエコノミー」
・足立 治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長)
o2012_0825kankyo0032.JPG


o2012_0825kankyo0024.JPGo2012_0825kankyo0025.JPG

*パネルディスカッション:「リオ+20 と グリーンエコノミー」
p2012_0825kankyo0032.JPG


o2012_0825kankyo0040.JPGo2012_0825kankyo0030.JPG

−パネリスト
・足立 治郎([環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長
o2012_0825kankyo0047.JPG

・宮本 武(グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク事務局長)
o2012_0825kankyo0039.JPG

・後藤 敏彦(当会 代表幹事(Rio+20 国内準備委員会委員)
o2012_0825kankyo0015.JPG

−コーディネーター:稲永 弘 (当会 理事)
p2012_0825kankyo0035.JPG


>環境監査研究会:http://www.earg-japan.org/

カテゴリー:イベント参加記録 | 投稿者 xbheadjp : 2012年08月27日 10:43